英語のためにアプレットの設定方法がわからない。特にアクション設定は難しいものです。
アクションはトリガーと違って出力を設定する必要があります。つまりトリガーより英語を理解してかつ詳細に設定する必要があるのです。
当サイトでも『that(アクション)の和訳』ページを充実させたいところですが、動作確認などに割く時間も少ないので自力で解決するコツについて書きたいと思います。
なぜアクション設定に詰まりやすいのか?
アクションの設定画面の英語をGoogleなどを用いてなんとなく理解することは、多くの人が可能であると思います。
ではなぜ詰まるのか?それは具体的に何を入れれば良いのかわからないからだと思います。
闇雲に入れてもうまくいかないのは当然ですし、うまくいっているかどうかの判断が難しいのでしょう。
実際に私もIFTTTでいろんなことにチャレンジする時は散々詰まってしまいます。しかし、多くのケースではなんとかなるものです。
「Add ingredient」を確認する
『Add ingredient』とはアクションを設定する際にトリガーによって決められる変数のようなものです。
例えば「Note widget」なら以下のような「ingredient」が使用できます。
「NoteText」〜「OccuredAt」という8要素使用することができます。
これは『どのサービス』の『どのトリガー』かで決まるので、めちゃくちゃ種類が多いです!
ゆえに当サイトではとてもフォローできず、皆様に調べてもらうというスタンスになってしまっています。
私も英語を読むだけで全てがわかるわけではないので、必ず一度内容を確認します。
例えば「Note widget」を使ってアプレットを作りたいけど、欲しい内容があるかどうか英語だけでは理解できない時など。
まずアクションを「Google Docs」などにして全ての要素を出力します。
具体的にどんな内容がアクションに使えるのか?その内容はアクションに使えるのか?といったことを確認します。
お問い合わせより「iOS RemindersからGoogleカレンダーに日時を指定して連携したい」とのご質問をいただいたのですが、Add ingrediant を確認すると不可能であることがすぐにわかります。
上の画像がiOSリマインダーをトリガーに、Googleカレンダーをアクションにした時の「Add ingredient」の要素になります。
確かにiOSリマインダーにはリマインドする日時を指定できますが、残念ながらIFTTTには使用できないことがわかります。(ちなみに「CreatedDate」はリマインダー作成日のこと)
アプレットの動作を確認する
全出力した「Add ingredient」の情報から、アクションにすぐに使えそうだとわかれば一番楽ですが、使えるかどうか微妙だと感じるときがあります。
そんな時に無理にアクションを設定して動けば良いですが、動かなかった場合に原因がわからなくなってしまいます。
なので必ず以下の手順を確認しながら進めましょう。
- トリガーのみの作動を確認する(トリガーに問題がないことを確認)
- アクションのみの作動を確認する(アクションに問題がないことを確認)
- トリガーとアクション両方を設定して動作の確認
この手順のように沿って行けばどちらに原因があるかがわかります。
1.のトリガーの作動確認はNotificationを使った確認がおすすめです。→詳細記事
2.のアクションの作動確認はトリガーのAdd ingredientを使わずに全て手入力で確認する方法です。
トリガーは「button widget」の使用がおすすめです。ボタンを押せばトリガーの作動は間違い無いので、うまく動かなければアクションの設定が悪いということになります。
最後に3.のどちらも設定して動作を確認します。1,2が確認できていれば3でトラブルになることはほぼありません。
トリガーが悪いのか?アクションが悪いのかをしっかり認識することが大事なのです。
さいごに
今回ご紹介した『Add ingredientの確認』『アクションの動作確認』の2点を行えばまず大丈夫だと思います。
アクションのみの動作確認(button widget使用)をするのが非常にポイントになります。トリガーとアクションの設定を一気にしてしまうと原因が探りにくいので。
そして何度も動作確認する事です。
少しづつパラメーターを変えて根気強く進めることで、うまくいく時が必ず来ます。
アプレット作成の成功を積み重ねるほど、どんどん作るのが楽になって行きます。
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