IFTTTでiOS Remiderの追加をトリガーとした時にグーグルカレンダーに追加するアプレットを作ってみるとなぜか時間がずれる。
その解決方法をまとめました。
大きく2つ原因があるので確認して修正すれば、日付や時間のズレがなくGoogle Calendarに追加することが可能です。
目次
IFTTTのタイムゾーンを設定していない
IFTTTではデフォルトのTimeZoneはアメリカ時間になっています。
アカウントの設定からタイムゾーンを変更することが可能です。
※IFTTTの[Settings]より
Googleカレンダーの言語設定を「US」にする〜解決策①〜
タイムゾーンを「Tokyo」にすれば、カレンダーにうまく反映されると思っていましたが、『iOSリマインダーからGoogleカレンダーに登録する』などはうまくいきません。
調べてみると『Quick add event』を使った時は{{CreatedAt}}にある日付表記を参照してGoogleカレンダーに登録されるようです。
デフォルトの{{CreatedAt}}は「December 13」のような表記ですが、Googleカレンダーの言語設定が「日本語」の場合、読み取れないようです。
以上の画像のようにGoogleカレンダーの[設定]→[言語と地域]の言語をEnglish(US)とすれば、iOSリマインダーで記入した日時に登録することが可能です。
{{CreatedAt}}を内容から削除~解決策②~
前述の解決策では言語設定を「英語」にする必要がありましたが、違和感がありますよね。
1日ずれる原因は『Googleカレンダーが{{CreatedAt}}の日時をうまく認識できない』ことによる不具合なので、アプレットの設定内容から{{CratedAt}}を消してあげれば、iOSリマインダーなどに記入した日時でGoogleカレンダーに記入してくれます。
カレンダー間の週の開始曜日の設定を修正(補足事項)
iCloudカレンダーとGoogleカレンダーの週の開始曜日の違っているため、1日ずれるとの報告もありました。(前述まででズレがなくなった人は不必要です)
カレンダー間のズレを修正するには
- GoogleカレンダーをiCloudカレンダーの週の開始曜日(デフォルトの場合は月曜日)に合わせる
- iCloudカレンダーをGoolgeカレンダーの週の開始曜日(デフォルトの場合は日曜日)に合わせる
のどちらかを施す必要があります。
Googleカレンダーの週の開始曜日を変更する方法
Googleカレンダーにログイン後、[設定メニュー(右上の歯車マーク)]→[設定]をクリックします。
そして少し下にスクロールしていただくと下記画像のような[ビューの設定]の項目が見つかります。
「週の始まり」を「日曜日」に変更すれば完了です。
iCloudカレンダーの週の開始曜日を変更する方法
PCからiCloudカレンダーにログインする方法とiPhoneの設定から変更しする方法の2種類があるのでそれぞれご紹介します。
PCから開始曜日を変更
WEBブラウザからiCloudカレンダーにログインして設定を変更します。
画像の手順で簡単に変更することが可能です。
スマホ(iPhone)から開始曜日を変更
iPhoneの[設定]からの操作を掲載しています。
以上の手順で週の開始曜日の変更が可能です。
さいごに
IFTTTを使ってiOSリマインダーとGoogleカレンダーのアプレットを作った際の時間のズレの修正方法についてまとめました。
確認すべきことは
- IFTTTのタイムゾーンの設定確認
- 言語設定を「US」またはアプレットの設定に{{CratedAt}}を含めない
- Googleカレンダー、iCloudカレンダーの週の開始曜日確認
以上の3点になります。
1日ずれるトラブルは『言語設定をUS』または『アプレットから{{CreatedAt}}を消す』ことで解決することが多そうです。
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