IFTTTにおける異なるプラットフォーム間の連携において「誰かが作ったアプレット」だけでは自分が欲しいアプレットがなかったり、詳細な設定ができなかったりします。
そんな時は自分でアプレット(Applets)をつくりましょう。
英語を読むことができれば、一度作成の流れを覚えると簡単につくる事ができます。
英語が読めない人でも当サイトの和訳ページをご参考にしていただければ大丈夫かと思います。
まずこの記事ではIFTTTのアプレット作成の基本的な考え方と流れを説明いたします。
アプレット作成の具体例
IFTTTの基本的な考え方は「If this then that」です。「もし〜ならば〜する」といった具合ですね。
具体的に作成者が決めるのは以下の2点です。
- this → どのプラットフォームの何をトリガーにするか
- that → どのプラットフォームの何を実行するか
「プラットフォーム」は「Gmail」「LINE」「Twitter」などの連携させたい外部サービスを指します。
「トリガー」というのは「Gmailでメールを受信した時」などThat以下に決めたことを実行する引き金となるタイミングを意味します。
上記画像がIFTTTの新しいアプレットの初期画面になります。
「this」と「that」の部分を決める必要があり、画像で「+this」と表記されている部分をクリックすると選択できるようになり、それが終わり次第「that」を決めてアプレットが完成という流れになります。(アプリでアプレットを作成する場合でも同じです)
アプレット作成の具体例
アプレット作成の概要の説明が終わったところで早速つくってみましょう。
「Gmailを受信したらLINEに転送(通知)」するアプレットを作ってみます。
実はLINEの公式アカウントがこのアプレットを公開しているので作る必要はないのですが例題ということで。
外部サービスの使用権限を与える方法
New Appletをクリックする
PCなどのブラウザからはログインして右上にあるプルダウンメニューから。
スマホアプリでは「My Activity」→「+」からNew Applet作成画面に行くことが可能です。
+thisの設定
『+this』をクリックすると選択画面へ移行します。
今回のアプレットは「Gmailを受信したら」がトリガーとして設定します。
- 検索窓から「Gmail」などを入力、「Gmail」を選択
- 「Gmailにメールを受信する」をトリガーに設定
- 「+this」項目の設定が完了
といった流れです。以下がその時の画像です。
という感じで進めていきます。プログラム的要素は一切なくクリック(タップ)だけでサクサク作れます。
+thatの設定
続いて「that」の設定です。「+that」をクリックで選択画面に移行します。
今回のthatは「LINEでGmailの内容を転送」なので、IFTTT上では以下のような流れになります。
- 検索窓で「LINE」を調べ、「LINE」アイコンを選択
- 「Send message」を選択
- 転送内容を編集して決定(表記方法は別記事で掲載)
- 設定項目を確認して完了(同時にアプレットをONにできる)
といった流れです。以下がその画像になります。
こちらの方が設定項目が多いですね。
画像は全てデフォルト表示ですが、適宜変更するとよろしいかと思います。
さいごに
この記事ではIFTTTのApplet(アプレット)の作り方や仕組みを紹介させていただきました。
今回の例のような単純なものではなく、より複雑により自分にあったアプレットを作ることも可能です。
そこで必要になるのが、英語の知識であったり外部サービスの知識であったりします。
当サイトでは主だった外部サービスについて、英語の和訳や使用方法などを掲載しているのでそちらを参考にしていただければ幸いです。