IFTTTで誰かが作ったアプレットや、自作で作ったアプレットを使いこなせるようになってきたら『アプレットを公開』してみませんか?
自分が良いと思って作ったアプレットを全世界の人たちに使用してもらうことが可能です。
※無料で公開できますが有料版と比べて制限がございます。
この記事では簡単なアプレットを公開するまでの流れをご紹介します。
目次
IFTTT Platformに登録する
IFTTTのアプレットが『レシピ』と呼ばれていた時は、自作のページから全世界にすぐに公開できました。しかしアプレットと名前が変わってから、公開するためには『IFTTT PlatformのMakerに登録』が必要となりました。
IFTTT Platformにアクセスする
2017年1月17日 追記:
IFTTTの『Maker』登録画面が変更されたためか、下記の方法で『Maker』登録画面に遷移することができないようになっています。
以下のリンクが『Maker』登録の直リンクになるので、IFTTTにログインした状態でクリックしていただけると登録画面に遷移します。
一時的なレイアウト変更の可能性もあるため、従来方法も掲載しています。上記の直リンクから遷移された場合は、「『Maker』に登録しよう」まで移動してください。
従来手順:
上記リンクからアクセスできます。すると(2017年12月3日)以下のような画面に遷移します。
[Get started]をクリックします。すると…
いかにも有料そうなページに…
ちなみにこれらは有料ですので気をつけてください。簡単に説明するとIFTTTを使ってサービス展開をしたい企業向けの価格ページになります。
パートナー登録をするのに結構な値段がかかりますが、IFTTTと連携することで自社サービスの展開、他と連携できるサービスを提供できるとのメリットがあります。
しかし、個人向けではありませんのでご注意を。
今回紹介するのはこのページを下にスクロールしていった[Become a Maker]から登録を行います。
『Maker』になることで有料版パートナーより制限されますが、アプレットの公開が無料で可能になります。
『Maker』に登録しよう
それでは無料で公開できる『Maker』の登録処理を行いましょう。まずは[Start building]をクリックします。
IFTTT Platformのプロフィール設定画面です。「Twitter」や「Facebook」のプロフィールから流用します。後からでも変更できるので、安心して「Continue」をクリック。
たったこれだけで登録完了です。
アプレットを公開しよう
IFTTT Platformの管理画面になります。
有料向けプラットフォーム全ての機能は使えませんがあまり気になりません。有料版を使いこなそうと思うと高度な知識が必要なようです。
公開までの基本的な流れは
- [New Applet]から新しいアプレットを作成
- 「Private」に一時的に格納。
- 確認作業後「Published」に移動して公開状態に
というイメージです。
アプレット作成ページは個別のアプレットページとレイアウトは違いますが、基本的な考え方や項目(英語)は同じなので落ち着いて取り組めば問題ないと思います。
2017年12月3日に公開している私のアプレットの一部です。
『GmailをLINEに転送する』は100名近い方にご利用いただいています。
これによって収益が発生するなどは一切ありませんが、自分が作ったアプレットが他の人の役に立つのは嬉しいですね。
公開時の注意点
私が最初に調べてアプレットを作成した時に、個人ページの場合と違って『できると思ったが、できなかった事』があったのでしっかりと認識しておきましょう。
トリガーとアクションの変更は不可能
新しいアプレットを作ったらトリガーとアクションの変更が不可能になってしまいます。
新しいアプレットを作った場合は自分だけしか使えない「Private」にアプレットが保存されます。
「Private」で動作確認を徹底したのちに公開にしましょう。
「Private」の状態ですでにトリガーとアクションの変更は不可能です。間違ってしまった場合は[DELETE]を選択することによって完全にアプレットの削除が可能です。
一度公開するとアプレットの完全削除は不可能
公開したアプレットを完全削除することはできません。
ただし、公開しても公開状態を取り消すことはできるのでアプレットの設定を失敗した状態で公開され続けることはありません。
「Archived」という所にアプレットが保存された状態になります。
完全に削除できないのは既にそのアプレットを使用しているユーザー様のためだと思います。
なので適当に作っても問題はないのですが、IFTTT Platformの管理画面が少しごちゃごちゃしてしまうかもしれません。
それもあり「Private」でのアプレットの動作確認は必須なのです。
さいごに
この記事ではIFTTTのアプレットを公開するまでの流れと公開における注意点をまとめました。
有料でなければ公開できない訳ではないので積極的に作っていただけたらと思います。
この記事では触れていませんが「IFTTT Platform」でアプレットを作成すると「filter」という項目をjavascriptを用いることでカスタマイズが可能になり、より詳細なアプレット設定が可能です。