このページはIFTTTでGoogle Sheets(グーグルシート)をアクションとする場合の日本語訳と簡単な解説、利用したアプレットなどを紹介しています。
アプレットを作る上でご参考にしてください。
目次
Add row to spreadsheet
- 指定のスプレッドシートに行を追加する(2000行超過で新規スプレッドシート作成)
- 追加項目などの設定(説明画像は以下に掲載)
当サイトでおなじみの「Button widget」を用いたテストアプレットの一例です。
具体的な入力方法を紹介していきます。
スプレッドシート名
スプレッドシート名とはGoogle Sheetsのシート名のことです。
エクセルでもシート別に名前が付けれますよね。それと同様に考えてください。
今回は「Button pressed」(デフォルトがそうでした)としています。
『Googleシート』の画面になります。ここで「Button pressed」というシート名を付けておきます。
入力する行の内容設定
続いて『formatted row』の部分でグーグルシートに行入力する内容を決めていきます。
「|||」を入れることでセルを区切ることが可能です。
例えば空白のグーグルシートに画像のような「formatted row」のアクションが作動すると、
『作成日時|緯度|経度|URL|位置画像|位置URL(Google Map)』
が一行目に挿入されるはずです。
ドライブフォルダパスの設定
Googleシートは「Google Drive」というクラウドストレージに保管されています。
Googleアカウントで写真やドキュメントなどをどこからでもアクセス可能な保管場所ですね。
そのパスを入力する必要があります。
空欄の場合は「IFTTT」がデフォルトのパスになるので、実は画像のように「IFTTT」を記述する必要はありません。わかりやすいかと思ってあえて「IFTTT」と書いています。
「Google ドライブ」にログインしていただくと、管理してるファイルや写真の一覧を見ることができます。
ドライブフォルダパスとは指定のGoogleシートがあるフォルダパスのことです。
今回の場合は「IFTTT」というフォルダ内に「Button press」というグーグルシートがあるという指定なので、Googleドライブに「IFTTT」というフォルダを作ってその中に、「Button press」というGoogleシートをドラッグ&ドロップで入れておきました。
出力結果
こんな感じで1行挿入されました。
外部連携をしてエクセルのようなシートに項目を自動で入力することができます。
Update cell in spreadsheet
- スプレッドシートの指定のセルを更新
- 更新内容設定(詳細は以下の画像に掲載)
このアクションは指定のセルを更新するアクションです。
「Drive folder path(ドライブフォルダパス)」と「Spreadsheet name(スプレッドシート名)」は先ほど説明した通りです。
前述したアクションを試した時のスプレッドシートをそのまま使ってみます。
- 「Which cell?」に「A1」
- 「Value」に「更新箇所!」
という風に指定しました。Googleシートもエクセルシートと同様の作りになっています。
更新したいセルをとどのように変更したいかを指定してあげました。
出力結果
ちなみに更新前の画像が以下(念のため再掲載)。
さいごに
この記事ではIFTTTのGoogleシートアクションの和訳解説を行いました。
Googleシートはエクセルなどと仕組みがほとんど同じなので使いやすい。更にIFTTTで自動で入力や更新が可能なので、毎日の手入力作業を自動化できるかもしれませんね。