「Google Home (Mini)」や「Amazon Echo (Dot)」はIFTTTと簡単に連携できて利用する事ができるスマートスピーカーです。
Google Homeには「Google Assistant」、Amazon Echoには「Amazon Alexa」という音声認識のAI(人工知能)が実装されており、それらがIFTTTで設定可能です。
スマートスピーカーはそれぞれ個性があり、IFTTTで使うのに便利なのは一体どっちなのか?
この記事ではそれぞれのスマートスピーカーの特徴を比較し、どちらのスマートスピーカーがあなたに適しているかどうかの判断ができるようまとめてみました。
Google Home VS Amazon Echo
まずこれら2つのスピーカーの比較表を以下に掲載します。
※IFTTTでのご利用に焦点を当てています。
Google Home | Amazon Echo | |
---|---|---|
外観 | ![]() |
|
価格 | 15,120円(公式)
13,180円(最安:楽天ショップ) |
11,980円 |
トリガー数 | 4 | 17 |
アクション数 | なし | なし |
容易性 | 低 | 高 |
応用性 | 高 | 低 |
2018年2月1日現在では、IFTTTでスマートスピーカーをアクションに使う機能はありません。
使用できるトリガー数は「Amazon Echo」の方が圧倒的に多いです。しかし、IFTTTではAmazon Echoが優れているという訳ではありません。
ポイントとなるのがIFTTTと連携して使用する上での『容易性』と『応用性』です。
容易性とは
IFTTTと連携して使用する際に「いかに簡単に使えるか?」の尺度であると思ってください。
まずはGoogle HomeとAmazon Echoで使えるIFTTTトリガーを確認してください。
トリガー確認ページ
Google HomeよりAmazon Echoの方が簡単な気がしませんか?
実はAmazon Echoの方がトリガーの内容をより限定的にすることによってユーザーにわかりやすい仕様になっています。
なので、わかりやすいようにトリガーを細かく多く用意されているのが特徴です。
また、Amazon Echo独自のサービスとの連携もできるようなトリガーがあるのも多い理由の1つです。
対してGoogle Homeは「設定する項目が多くわかりづらい」印象を持たれるかと思います。
簡単に理解して使いやすいだけならAmazon Echoの方が優れているといえるでしょう。
応用性とは
IFTTTと連携して応用の効いた使い方ができる尺度と考えてください。
前述した『トリガー確認ページ』より内容をご覧になったらわかると思いますが、Google Homeの場合は『言葉をアクションで利用できる』という面があります。
実はAmazon Echo独自のサービスである「ToDoリスト」「ショップリスト」は使えませんが、その他のことはGoogle Homeでも出来てしまいます。
なのでIFTTTで利用する上で拡張性が優れているのがGoogle Homeと言えます。
例えば…
スマートスピーカーってこんなことができるイメージですよね?
しかし、残念ながらAmazon Echoでは出来ません(ゴリ押しで頑張ればできるけど…)。
なぜなら『卵』という内容をLINEアクションで使用することができないからです。
このように言葉をアクションで利用できることによって、できる事の幅が断然変わります。スマートスピーカーを購入される方は「新しいものにチャレンジしたい」という方が多そうなので、Google Homeの方が向いているかもしれません。
ただし、Google Homeのトリガー設定は少し難しいと感じるかもしれませんが。
幅広く応用が効く使い方をしたいならGoogle Homeの方が優れているといえるでしょう。
さいごに
IFTTTで利用する上で「Google Home」と「Amazon Echo」のどちらが良いかを特徴を踏まえて解説しました。
IFTTTを使って幅広いことに利用できそうなので。Google Homeの設定も最初は苦戦するかもしれませんが、慣れてしまえば簡単ですし。
ただし、今後Amazon Echoにもそういった機能を持つトリガーが実装されるかもしれません。
そうなるとAmazon Echoの方が良いのか?ってなってしまいますけどねw
皆様にはIFTTTと連携する以外でのメリット・デメリットも踏まえて、ご自身にあった最適なスマートスピーカーを選択していただきたいと思っています。
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